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Pontus-X におけるユースケース

Pontus-X エコシステムにおいて、データのダウンロードは、さまざまなデータサービス、アプリケーション、その他のデジタルアセットへアクセスするための基本的なユースケースです。本章では、Nautilus ライブラリを用いて必要なリソースへ安全かつ効率的にアクセスし、データをダウンロードする方法を解説します。

データのダウンロードとは

データのダウンロードは、目的のアセットを管理する Provider にアクセス要求を出すことから始まります。この過程では通常、アクセス権限の検証と、必要な支払いの処理が行われます。これらが完了すると、Provider が対象データ向けのワンタイム URL を発行します。

Nautilus でデータにアクセスする

アセットやそれに紐づくサービスへアクセスするために、Nautilus は専用の関数を用意しています。以下では、nautilus.access() 関数を使ってデータをダウンロードする手順を順を追って説明します。

手順

  1. セットアップと初期化: まず、必要なモジュールを読み込み、Nautilus のインスタンスを作成して環境を用意します。Provider と署名者(signer)の情報が正しいことを確認してください。

    import { Nautilus } from '@deltadao/nautilus'
    import { providers, Wallet } from 'ethers'
     
    const provider = new providers.JsonRpcProvider('https://rpc.dev.pontux-x.eu')
    const signer = new Wallet('0x...', provider) // ここに秘密鍵を指定します
     
    // Nautilus インスタンスを作成する
    const nautilus = await Nautilus.create(signer)
  1. アクセスを要求する: nautilus.access() 関数でアセットへのアクセスを要求します。アクセスしたいアセットの DID(分散型識別子)を指定する必要があります。

    const accessUrl = await nautilus.access({
      assetDid: 'did:op:123abc'
    })
  1. データを取得する: アクセス規則の確認と支払い処理が成功すると、管理する Provider がワンタイム URL を発行します。この URL を使ってデータを取得します。

    const data = await fetch(accessUrl)

サンプルコード

Nautilus を使ってデータにアクセスし、ダウンロードするまでの一連の流れを示す完全な例です。

import { Nautilus } from '@deltadao/nautilus'
import { providers, Wallet } from 'ethers'
 
const provider = new providers.JsonRpcProvider('https://rpc.dev.pontux-x.eu')
const signer = new Wallet('0x...', provider)
 
// Nautilus インスタンスを作成する
const nautilus = await Nautilus.create(signer)
 
// アセットへのアクセスを要求する
const accessUrl = await nautilus.access({
  assetDid: 'did:op:123abc'
})
 
// データを取得する
const data = await fetch(accessUrl)

さらに詳しく

nautilus.access() 関数の詳細や高度な使い方については、次の資料を参照してください。

まとめ

Pontus-X エコシステムでのデータのダウンロードは、Nautilus のインターフェースによって簡潔に行えます。本ガイドの手順に従えば、アクセス権限と支払い要件を満たしたうえで、必要なデータやサービスを安全に取得できます。