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エクスポート

Omeka Sからアイテムをエクスポートするには、インストールされているAPIをクエリするためのPythonスクリプトを使用します。

omeka-s-csv.py はOmeka SのインストールからCSV形式でデータをエクスポートするPythonスクリプトです。

必要条件

omeka-s-csv.pyはPython 2または3で動作し、追加で必要な外部依存性はありません。

Linuxユーザーは既にPythonがインストールされていることが多く、パッケージは配布元から利用可能です。WindowsやMacにPythonをインストールする方法はいくつかありますが、Pythonのウェブサイトからインストーラー をダウンロードすることもできます。

使用方法

システム上にあるomeka-s-csv.pyフォルダで、端末を開いてスクリプトを実行します:

python3 omeka-s-csv.py

(システムによっては、./omeka-s-csv.pypython omeka-s-csv.py、または python2 omeka-s-csv.pyで実施することも可能です。)

スクリプトは、エクスポートしたいOmeka S APIエンドポイントを尋ねるプロンプトが表示されます。これは、目的のOmeka Sインストールを指すURLで、http://またはhttps://で始まり、/apiで終わります。

次に、APIキーを入力するように求められます。非公開データをサイトからエクスポートする場合にはキーが必要ですが、公開データのみをエクスポートする場合には任意です。キーを使用しない場合は、入力を空白にしてEnterを押すことができます。

最後に、"separator"(セパレーター)、つまりCSVセル内の複数のデータを分離するために使用される文字を入力するように求められます。選択されたセパレーターが実際のデータに現れない文字であることが重要です。デフォルトの選択は「パイプ」文字(|)で、通常は安全な選択肢です。そのデフォルトの選択を使用する場合は、Enterを押すだけでOKです。そうでない場合は、代わりに使用したいセパレーター文字を入力します。

その後、スクリプトが実行され、進捗が表示されます。エクスポートされた結果は、omeka-s-csv.pyファイルと同じフォルダにあるファイルに配置されます: items.csvitem_sets.csvなど。